レトロ萌え・尾道散歩 (1)
2007年7月、休暇を取って10日間の気まぐれ車旅行に出た。
関西から中国地方、山陰地方、一度帰ってから、今度は東海、信州、関東へと向かうというスケジュールである。
その最初の目的地に選んだのが、広島県尾道市だ。
関西から中国地方、山陰地方、一度帰ってから、今度は東海、信州、関東へと向かうというスケジュールである。
その最初の目的地に選んだのが、広島県尾道市だ。
いくつかの映画ロケの舞台にもなったり「坂の町」としても有名だが、初めて訪れてみた感想は「レトロ萌え!」である。広島県東部の中心都市としてかつては賑わっていたが、今では隣接する工業都市・福山市に中心の座を明け渡した形になる。街が懐かしく思えるのは、戦災から免れていたために古い建物が多く残っているからだった。
街のシンボル「千光寺」へ登るロープウェイ乗り場のまん前には映画「転校生」の舞台にもなった「茶房こもん」があり、そこでワッフルを食べる。ここ、尾道観光ではあまりに有名すぎるので改めて説明するまでもないようです。平日だったせいもあって、他には誰もお客はいなかった。店員のお姉さん、電話応対が尾道弁で萌えました。
「千光寺山公園」へ登るロープウェイは往復440円、片道280円だが、だいたいのお客さんは片道しか買わずに行くそうだ。なぜなら、往復ともにロープウェイを使ってしまうと尾道名物の坂のある街並みを眺めながら山を下っていくことができないからだ。しかし、物凄い年季の入った車両にビビる。大丈夫だと思うが。
やはり登りの片道だけはロープウェイを使うべきである。ロープウェイの車内から眺め良く見える「坂の街」はいやがうえに旅情を盛り上げる。
なんていうか、風景で余計な障害物がないんですよ。サラ金やパチンコ屋の下品なネオンとかがね。目の前に見えるのは山と海に囲まれた街。我が地元大阪では、そんな風景はほとんど消えてしまった。
古臭くて素朴な尾道はステキである。
たった3人の客の為に付きっ切りで尾道の街を説明してくれる、エレベーターガールならぬロープウェイガール。なんかゆるいぜ!
途中で対向車にすれ違う。基本的に繁忙期でない限りは15分に1回の往復である。
景色を楽しんでるつかの間に山上に到着してしまう。所要時間は3分。
山頂には謎の像。
ついでに山頂の展望レストランには、いろいろと尾道名物の瀬戸内の海の幸を使ったどんぶりがあるのだが、さっき食べたワッフルで腹が一杯になっていたのでパス。
せっかくの尾道市街の眺めも長引く梅雨のせいでかすんでしまっていた。まあ、これはこれで悪くはないんだけども。
なんとなくB級スポットの匂いを察知していた私は、千光寺山頂から市街地とは逆方向に見える、古びた無骨な白い観覧車に目が行った。こんなところに遊園地がある!
これは「千光寺山グリーンランド」という尾道観光協会が運営する遊園地施設である。皮肉なことに、大阪で起きたエキスポランドのジェットコースター事故をきっかけに遊具の点検を求められていた中で廃業を決めたという。(記事)
案内表示にしたがって山を降りていくと、途中から「千光寺」の境内へ続く道がある。巨大な岩を砕いて成長中の「岩割松」が現れる。千光寺山自体が巨岩奇岩の宝庫であり、石マニアには垂涎の地である。
この日のうちに呉や広島市街を訪問したかったので「千光寺」参りは端折りました。全然レポートになってないし。次回はもうちょっとゆっくり回ります。
>後半へ続く。
参考記事
尾道市ホームページ
参考になりそうな書籍
転校生
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