埼玉県のほぼ中央に位置する
比企郡吉見町。東京都心から50キロ圏内にありながらのどかな田園風景が立ち並ぶ、何の変哲もない町の一角、山肌がえぐられ、まるで蜂の巣のように大量の穴が開いている不思議な場所がある。
それは古代人の住居とも言われたり、はたまた関東のとある豪族の墳墓だったという説もあるが、その穴の正体は発見されてから120年が経過した現在でも完全に明らかになっていない。
そんな謎めいた「
吉見百穴」を見にやって来た。
「穴があったら入りたい」日本列島珍紀行取材班が捜し求めた穴の一つである。
6世紀もしくは7世紀、古墳時代後期に作られたと言われている。
ちなみに「ひゃくあな」と読むのが役場の人と地元の人だけで、テレビで紹介された時、「探偵ナイトスクープ」で使われた「ひゃっけつ」という呼び方が対外的にはポピュラーになっている。正しくは「ひゃくあな」です。