参院選東京都選挙区の泡沫候補を追って (1)
どうせ誰がやったって一緒なんだから、行っても行かなくても変わらないよ、そんな空気が支配する中で、専ら影響力を強めるのが大衆に幅広くアピールできる既存のマスメディアの存在である。
今回の参院選の結果、自民党大敗、民主党大躍進は、安倍政権における度重なる不穏な要素の積み重ねも相まって、ドサクサ紛れに坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとばかりの大ネガティブキャンペーンを左派マスコミが行った事も大きい。
だからいつもこう思う。選挙の勝者は民主党ではなくマスコミだったと。
…と、選挙全般に対しての感想はこのくらいに留めて置いて、日本の選挙では、主要政党7党だけではなく、その大マスコミ様が決して報じない「泡沫候補」と呼ばれる健気な人々が存在している。
それは選挙速報などで、ごくたまに現れる「諸派」と呼ばれる様々な小政党の属する人々や、もしくは無所属で出馬する候補だったり、色々である。
選挙に出馬するために法務局に収めなければならない「供託金」がある。売名目的または選挙妨害、そしていい加減な出馬を抑止する意味でのものだが、今回のような国政選挙の場合は選挙区では300万円、比例区では600万円もの供託金が必要となる。
だからほとんどの選挙では主要政党所属の資金力のある候補しか出馬することができないのだが、一部にはその莫大な供託金を納めてまで、そしてその金が返ってこないかも知れないと覚悟してまで出馬しようとする人間が存在する。
そんな「泡沫候補」が熱く火花を散らせるのが、この首都・東京都選挙区なのである!
