参院選東京都選挙区の泡沫候補を追って (1)

日本において一般国民が「選挙」というものに対して、いささか冷ややかな目で見てしまうのはどういうことなのか。その大きな要因が政治全般に対する不信であり、政党政治への諦めでもある。

中川政調会長

どうせ誰がやったって一緒なんだから、行っても行かなくても変わらないよ、そんな空気が支配する中で、専ら影響力を強めるのが大衆に幅広くアピールできる既存のマスメディアの存在である。

安倍総理と石原都知事

今回の参院選の結果、自民党大敗、民主党大躍進は、安倍政権における度重なる不穏な要素の積み重ねも相まって、ドサクサ紛れに坊主憎けりゃ袈裟まで憎いとばかりの大ネガティブキャンペーンを左派マスコミが行った事も大きい。

だからいつもこう思う。選挙の勝者は民主党ではなくマスコミだったと。

…と、選挙全般に対しての感想はこのくらいに留めて置いて、日本の選挙では、主要政党7党だけではなく、その大マスコミ様が決して報じない「泡沫候補」と呼ばれる健気な人々が存在している。

それは選挙速報などで、ごくたまに現れる「諸派」と呼ばれる様々な小政党の属する人々や、もしくは無所属で出馬する候補だったり、色々である。

選挙に出馬するために法務局に収めなければならない「供託金」がある。売名目的または選挙妨害、そしていい加減な出馬を抑止する意味でのものだが、今回のような国政選挙の場合は選挙区では300万円、比例区では600万円もの供託金が必要となる。

だからほとんどの選挙では主要政党所属の資金力のある候補しか出馬することができないのだが、一部にはその莫大な供託金を納めてまで、そしてその金が返ってこないかも知れないと覚悟してまで出馬しようとする人間が存在する。

そんな「泡沫候補」が熱く火花を散らせるのが、この首都・東京都選挙区なのである!

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参院選東京都選挙区の泡沫候補を追って (2)

まずは、「おばあちゃんの原宿」として知られる巣鴨地蔵通商店街へと向かったのである。

巣鴨地蔵通商店街

なぜ巣鴨に来たのか、それは選挙に興味がない若い世代よりも、おじいちゃんおばあちゃんの方が熱心に演説を聴いてくれるだろうと考える候補は多いはずとにらんでのことだ。さてさて、誰か来ているだろうか。

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参院選東京都選挙区の泡沫候補を追って (3)

東京都選挙区において、見逃してはならない最強の泡沫候補…

唯一神又吉イエスのポスターを熟知すべし

腹を切って死ぬべき世界経済共同体党党首、唯一神又吉イエスこと又吉光雄氏。
電波ゆんゆん系候補として華々しく東京でデビューした唯一神の選挙も、今回でなんと4回目になるのだ。

「腹を切って死ぬべき」の一見過激なフレーズは、日本人の美徳に基づいた責任の取り方を指している。安倍さんはハッキリしないから政治家としてどうかなぁ、とは思うけど、確かに、己の失敗の責任を取らずに逃げるような卑怯な政治家が多いですもんね。唯一神なりに国を憂いているのだ。

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参院選東京都選挙区の泡沫候補を追って (4)

巣鴨高田馬場を訪れた後、次は選挙演説激戦区の一つ、池袋駅東口へ向かった。
池袋東口では、午後2時に自民党候補の大規模な選挙演説が行われる予定になっていた。
安倍晋三首相と石原慎太郎都知事が現れるというので、集まった人の数は半端ではない。

しかし!

泡沫候補を追って東京にやってきた私は、安倍・石原の最強タッグを見るのもそこそこに、池袋東口に現れた2人の泡沫候補に的を絞っていた。

新党フリーウェイクラブ

首都高を無料化することを公約に掲げた、あの「高速道路料金を払わない人」新党フリーウェイクラブの和合秀典氏。今回、唯一神又吉イエス以下の最低得票数で負けた候補だ。マイクの音が小さすぎて何を言っているのかさっぱりわからなかった。

それよりも強力だったのは、やはりこっちだろう。

マック赤坂の選挙カー

日本スマイル党党首、日本スマイルセラピー協会会長のマック赤坂氏。

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参院選東京都選挙区の泡沫候補を追って (5)

2007年7月28日、参議院選挙投票前日の東京をぐるりと回りながら街頭演説の追っかけをしてきたわけだが、もちろん最後の最後、大トリの舞台は、ここを外して他にない。

秋葉原

ヲタの聖地
秋葉原

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